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EAST RUTHERFORD, NEW JERSEY – JULY 19: Marc Cucurella #24 of Spain celebrates with the FIFA World Cup Winner’s Trophy after the team’s victory following the FIFA World Cup 2026 Final match between Spain and Argentina at New York New Jersey Stadium on July 19, 2026 in East Rutherford, New Jersey. (Photo by Carl Recine/Getty Images)スペイン代表DFマルク・ククレジャ(26)が、FIFAワールドカップ2026優勝を記念して掲げていた公約を実行した。今月19日の決勝でアルゼンチンを延長戦の末に1-0で下し、2010年以来2度目の世界一に輝いたチームの左サイドバックは、28日に自身のX(旧Twitter)とインスタグラムを更新。左肘付近に、W杯トロフィーを掲げるルイス・デ・ラ・フエンテ監督の顔のタトゥーを施した写真を公開し、「約束は守るべきものだ」とコメントした。
今夏にチェルシーからレアル・マドリードに移籍したククレジャは、W杯全8試合にフル出場し、通算2アシストを記録。決勝でもフル出場し、左サイドからの安定した守備と攻撃参加でチームの優勝に貢献した。彼は大会中、「もしW杯で優勝したら、監督の顔を腕にタトゥーとして入れる」と公約していた。
決勝前、ククレジャはスペインメディア『COPE』のインタビューで、優勝後に代表引退を示唆する発言もしていた。「もしワールドカップで優勝したら、翌日にルイス(・デ・ラ・フエンテ監督)に電話をして『もうスペイン代表には呼ばないでください。スペイン代表から引退します』と伝えるよ。EUROとワールドカップの両方で優勝できたら、それ以上は望めない」とコメント。さらに、タトゥー公約も軽い冗談めかして宣言していた。
しかし、優勝から9日後、ククレジャは本当にタトゥーを入れた。写真には、笑顔でW杯トロフィーを頭上に掲げるデ・ラ・フエンテ監督の肖像が、左肘の上に精巧に描かれている。ファンからは「公約を守った!」と称賛の声が相次ぐ一方、「引退はしないでほしい」と惜しむ声も上がっている。
このタトゥーは、ククレジャがW杯優勝の瞬間を永遠に刻む決意の表れだ。彼は大会中、5試合連続でドリブル突破を許さないなど守備面でも出色のパフォーマンスを見せ、「無敵の男」と評された。デンベレやオリーセといった快速アタッカーを完封した左サイドの存在は、スペインの優勝に不可欠だった。
ククレジャの代表引退発言には、まだ現実味がない。32歳と若く、今後のEUROなども控える中、ファンやチームメートは「まだ引退する必要はない」と期待を寄せる。デ・ラ・フエンテ監督も、タトゥー公約には笑顔で応じたと報じられている。
スペインはこのW杯で、カタール大会決勝の田中碧弾を最後に519分間無失点を記録。ククレジャはその守備陣の一角として歴史的な記録に貢献した。チームは16年ぶりのW杯優勝を果たし、デ・ラ・フエンテ監督の下で自国開催の2030年大会も見据えている。
一方、決勝ではアルゼンチンのコーチがダニ・オルモにパンチを見舞う騒動も発生。オルモは「本当の意味で反省などしていない」と謝罪を拒否したが、ガビは「彼らが(追加で)出場停止処分を受けるべきだとは思わない」と寛容な姿勢を見せた。ククレジャはこの件には直接関与していない。
W杯優勝後、スペイン代表選手たちは各地で凱旋イベントを開催。フェルミン・ロペス(通称F・ルイス)は故郷で「隠すつもりはない。いつかベティスに帰りたい」と愛情を叫んだ。ククレジャもマドリードでの祝賀パレードに参加したが、タトゥー公約実行はその後だった。
データ分析会社「OPTA」はW杯のベストイレブンを発表し、スペインからはククレジャを含む複数選手が選出。ロドリ、ヤマル、オルモらも名を連ねた。ロドリはマンチェスター・シティとの契約が残り1年で、レアル・マドリードへの移籍が噂される中、ククレジャのタトゥー行動はチームの結束を象徴する話題となった。
この公約実行は、W杯優勝の感動をファンと共有する形となった。ククレジャは「EUROとW杯の両方で優勝できたら、それ以上は望めない」と語っていたが、現時点では代表引退を具体的に決めたわけではない。30代半ばまで第一線で活躍する可能性もあり、今後の動向が注目される。
スペイン代表はこのW杯で、セルタ、ソシエダ、パレスから初のW杯優勝選手を輩出。バルセロナは19人目の輩出で歴代4位となった。ククレジャもチェルシー、レアル・マドリードと渡り歩く中で、ついに世界の頂点に立ち、その記念を肉体に永久に刻む決断をした。ファンからは「本物のファイター」「約束を守る男」として称賛が続いている。