
米南部バージニア州の最高裁は8日、同州の連邦下院選挙区を巡り、4月の住民投票で承認された野党民主党に有利な区割り変更を無効とする判断を下した。投票実施までの手続きが州憲法に違反していたと指摘し、米メディアが伝えた。
11月の中間選挙を控え、この判断は民主党にとって打撃となった。トランプ大統領は交流サイト(SNS)で「大勝利だ」と歓迎した。一方、バージニア州のスパンバーガー知事(民主党)はX(旧ツイッター)で州最高裁の判断に「失望」を表明した。
バージニア州には11の連邦下院選挙区があり、現状は民主党6人、共和党5人である。11月の連邦下院選ではこの選挙区が維持される。区割り変更が認められていれば、民主党有利の選挙区が最大4増え、民主党10人、共和党1人となる可能性があった。住民投票は民主党主導で4月21日に実施され、賛成52%、反対48%と僅差だった。
11月の連邦下院選(定数435)では、与党共和党の苦戦が見込まれている。
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