「国力研究会」発足で党内波紋 発起人有村氏「戸惑い」、萩生田氏「政局ない」と強調

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Mika Nakamura
政治 - 25 5月 2026

自民党有志347人が参加して21日に発足した議員連盟「国力研究会」が、党内外で波紋を広げている。高市早苗首相が掲げる「国論を二分するような大胆な政策」について党内の認識をすり合わせる政策勉強会として設立された一方、メディア報道も過熱し、党内では敵と味方を峻別する〝踏み絵〟ではないかとの疑念もくすぶる。発起人側からは「政局絡みで面白おかしく報じられている」と戸惑いの声も上がる。

「報道で政局を期待する声もあるが、それは全くない。みんなで力を組み、政権を支えるよう頑張っていく会だ」議連の幹事長に就いた萩生田光一・党幹事長代行は21日の設立総会でこう強調した。「『両院議員総会で良いじゃないか』という先輩の声もあったが、両院議員総会ではなかなか勉強会できませんので…」と冗談も交え、あくまで政策議論の場であることを重ねて訴えた。

議連の会長に選出された加藤勝信前財務相も、民放テレビ局の記者から「国力研究会は政局なのか」と問われ、「意味が少し分からない。あくまでも勉強会の発足だ」と否定した。

もっとも、参加者は党所属議員の8割超に達し、設立総会後もメディアでは「『反高市』をあぶり出す装置」「来秋の党総裁選へ高市首相の無投票再選を狙う」「首相を支持するかどうかの踏み絵」など、政局含みの見方が相次いでいる。

こうした見方を強めた背景には、11人が名を連ねた議連の発起人に次期総裁選への出馬が取り沙汰される林芳正総務相や4月に独自の党内グループを立ち上げた石井準一参院幹事長の名前がなかったからだ。発足前には、発起人から外れた有力議員を一覧で報じる新聞社も現れた。

議連設立を麻生太郎副総裁に働きかけた山田宏参院議員は産経新聞の取材に対し、「産経新聞が(8日朝刊1面で『高市支持グループ発足へ』と)書いたことで、勉強会なのに、異常な反応になった」と指摘した。発起人の選定については「『この人に声をかけよう』と自然に広がっていった。最初から『この人を外す』考えで作ったものではない」と説明した。

高市首相の〝兄貴分〟的存在とされる古屋圭司・衆院憲法審査会長は議連への参加を見送った。党派を超えて憲法改正議論を取りまとめる立場を考慮したためで、自身のSNSでは「公正・中立の立場に徹することが責務故、参加は控えている」と説明した。周囲に、高市首相とは「40年の仲だ」といい、最近も官邸で改憲を巡り予定時間を超えて意見交換したという。

村上誠一郎前総務相は記者団に対し、議連のあり方について「大政翼賛会みたいだ」と述べた。船田元・元経済企画庁長官はSNSに「入会したかしないかでレッテル貼りが行われたり、敵と味方を区別する道具に使われるとしたら、いかがなものか」と疑問視した。

あるベテランも周囲に「面妖な会だ」と漏らした。自民党内で「分裂」を生みかねない流れに対し、戸惑いを覚える発起人も少なくないようだ。

発起人の有村治子総務会長は、国会日程のため、議連の設立総会終了後に会場に現れ、記者団に「総裁選に絡んでとか、ずいぶん政局絡みで報道されることにちょっと戸惑いを覚える」と伝えたうえで、こう強調した。

「(議連は)ひとりひとりの主体的な思いで入会を決めるもので、強制されるものでもなく、それぞれの信念で活動ができればよいのではないか」

こうした一連の動きは、党内の結束を問う試金石となる可能性をはらんでおり、今後の政局に影響を与えかねないとの見方も出ている。(奥原慎平)

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、産経新聞の記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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