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スウェーデン代表FWアンソニー・エランガ(マンチェスター・ユナイテッド)が、FIFAワールドカップ2026・グループF最終節の日本戦を終え、興奮冷めやらぬ様子で試合を振り返った。スウェーデンメディア『sportbladet』のインタビューに応じ、貴重な同点ゴールと、勝利への執念が招いたある“勘違い”について語っている。
この試合、グループ3位で臨んだスウェーデンは、最少でも引き分けが必要な状況。エランガは今大会初となる先発出場を果たし、イサク、ギェケレシュと3トップを組んだ。しかし前半はスコアレスで折り返し、後半早々に日本に先制を許す苦しい展開。それでもエランガがカットインから左足を振り抜き、同点ゴールを奪う。その後は互いに譲らず1-1のドロー。スウェーデンは3位でグループ突破を決めた。
試合後、エランガは意外な打ち明け話をした。「実は終盤まで、引き分けでは突破できないと思っていたんだ。だから『もっと行けるぞ!』と叫んで、攻め続けようとしていた」。周囲からは「勝ち点1で十分だ」と何度も声がかかったというが、その意味を理解できていなかったという。「みんなはもっと前から叫んでくれていたんだろうけど、僕は気づかなかった。突破できて本当に良かった。次の試合に集中するよ」。
同点ゴールについては「あれは本能的だった」と表現。ボールが自分のところに来た瞬間、迷いなく左足を振り抜いたと振り返る。「あのゴールで流れが変わった。もっとチャンスを作れたし、追加点も取れたかもしれない」。足が攣るほどの激しい走りを見せたことにも触れ「止まりたくなかった。走り続けるしか頭になかった」と、自らの獣性を誇った。
また、前戦のオランダ戦で5失点を喫した大敗からの立ち直りについては「今日は守備も素晴らしかった。失点はサッカーでは起こり得る。もっとゴールを決めるチャンスはあったが、気持ちはもう次に向いている」とコメント。初先発でPOTM(プレーヤー・オブ・ザ・マッチ)に選ばれた21歳は、落ち着いた口調でチームの成長を確信している様子だった。
エランガは今後の対戦相手について「どのチームも強豪だ。ワールドカップの試合はどれも素晴らしい。どこが来ても良いように準備ができている」と語り、次なる決戦に向けて静かに闘志を燃やしている。スウェーデン代表がラウンド32でどこを相手にするかは、他グループの結果次第。フランス、ノルウェー、あるいはドイツとも対戦する可能性がある。