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ソウルでは先週までオンドルが必要だったのに、今週は気温が30度を超えた。扇風機を出したが、これからの夏が思いやられる。日本気象庁は最高気温40度以上を「酷暑日」と新設した。同様に韓国気象庁も、体感温度38度以上に「暴炎重大警報」を導入した。
筆者は前回のコラムで、韓国語の「暴炎」を紹介し、日本でも「暴暑」を提案した。韓国には「暴風」「暴雨」「暴雪」があるように、日本でも「暴風」を使う。だから危険な暑さには「暴暑」がふさわしいと考えたが、気象庁は採用しなかった。
「暴」を好む韓国語だが、寒さを表す「暴寒」がないのは不思議だ。
韓国語には「寒波」のほか、「猛(メン)チュイ(寒さ)」「強(カン)チュイ」といった表現がある。「カルパラム(刃の風)」は「肌が切られるような寒さ」の感じがよく出ている。
寒さには慣れているので「暴寒」はないのかもしれない?(黒田勝弘)