
VTuberプロジェクト「ぶいすぽっ!」などを運営するBrave group(東京都港区)は5月19日、SBIホールディングスと戦略的提携に向けた協議・検討を開始したと発表した。Brave groupの資本構成の安定化が目的で、将来的にSBIグループによる資本参加も視野に入れている。
両社はまず、VTuberとeスポーツの領域で連携に向けた分科会を設置し、継続的に協議する。SBIグループは傘下のSBIネオメディアホールディングスを通じてeスポーツチーム「SBI e-Sports」やVTuber事業を展開しており、Brave groupのノウハウと組み合わせる方針だ。
SBIホールディングスは2025年5月にSBIネオメディアホールディングスを設立し、メディア・エンタテインメント事業を拡大してきた。韓国のIPプロダクションBLISSOOとの提携を皮切りに、タレントエージェンシーのTWIN PLANETや、徳間書店などを傘下に持つカルチュア・エンタテインメントグループへの出資など、コンテンツ関連のM&A・提携を重ねている。
Brave groupは4月にシリーズEで約80億円を調達し、筆頭株主はグリーとなっている。VTuber事業を軸にIP展開やグローバル進出を進めており、創業からの累計調達額は約140億円に達している。
今回の協議が実現すれば、SBIグループのメディア・エンタメ事業とBrave groupのVTuberノウハウが融合し、新たなシナジーが期待される。両社の資本関係強化が業界に与える影響にも注目が集まる。