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最大震度7を観測した7月28日の地震で発生した「イオンモール熊本」(熊本県嘉島町)の爆発事故で、従業員2人が死亡したテナント会社の幹部が2日、報道陣の取材に応じ、2人が一時避難した後、売上金を金庫に移すため会社側が館内に戻るよう要求していたことを明らかにした。幹部は遺族に対し謝罪した。
この爆発事故は、熊本地震の本震とみられる7月28日午後9時すぎに発生。イオンモール熊本の1階部分が爆発し、警備員として働いていたテナント会社の従業員2人が死亡した。現場は当時、地震による停電や建物の損壊で混乱状態にあった。
テナント会社の幹部は2日、報道陣の取材に応じ、死亡した2人が最初の地震の後、安全な場所へ避難していたことを説明。しかし、その後に会社側が「売上金を金庫に移す必要がある」として、2人に対して館内に戻るよう求めたと明かした。
幹部は「なぜ戻らせてしまったのか」と述べ、当時の判断を悔やむ様子を見せた。その上で、遺族に対しては「本当に申し訳ないことをした」と謝罪したという。警察は爆発の原因について、地震によるガス漏れなどの可能性を含めて調べている。
イオンモール熊本は現在も休業しており、復旧のめどは立っていない。地元の消防や警察は、建物の安全性が確認されるまで館内への立ち入りを制限している。今回の事故を受け、商業施設での地震時の対応マニュアルの見直しを求める声も上がっている。