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アフリカ東部の地域大国エチオピアの選挙管理委員会は21日、今月1日に実施された総選挙で、与党繁栄党が圧勝したとの開票結果を発表した。繁栄党を率いるノーベル平和賞受賞者のアビー首相の続投が確実となった。AP通信などが伝えた。
下院にあたる人民代表議会(547議席)の選挙が行われ、APによると、争われた501議席のうち繁栄党が438議席を獲得した。情勢が不安定な北部ティグレ州などでは投票が実施されなかった。投票率は94%に達した。
10月に新たな人民代表議会が開かれ、アビー氏が首相に改めて選出される見通しだ。任期は5年となる。
アビー氏は2018年に首相に就任。隣国エリトリアとの国境紛争終結への取り組みが評価され、2019年に平和賞を受賞したが、両国関係はその後、再び悪化している。
アビー政権は野党や報道機関への弾圧を強めており、今回の与党圧勝でこうした姿勢がさらに強まる可能性がある。国際社会からは民主的後退を懸念する声も上がっている。