
フランス検察は13日、2007年の大統領選に勝利したサルコジ元大統領(71)が独裁者だったリビアの故カダフィ大佐側に働きかけて不正に選挙資金を受け取ろうとしたとされる事件の控訴審で、一審と同じく禁錮7年を求刑した。フランスメディアが伝えた。
罰金30万ユーロ(約5500万円)と5年間の被選挙権停止も求めた。一審判決(2025年9月)はカダフィ氏側の資金が最終的に被告の選挙資金として使われたかどうか立証に至らなかったとして一部無罪を認定し、禁錮5年と罰金10万ユーロ、5年間の被選挙権停止を言い渡していた。控訴審判決は11月30日に言い渡される。
カダフィ氏は被告の大統領就任後、フランスと原発やミサイルの売買契約を結ぶなど「蜜月」が続いたが、被告の政権は2011年3月から米英と共にリビア内戦に軍事介入して反体制派を支援。カダフィ氏は同年10月、反体制派の民兵に拘束され死亡した。12年の報道などで事件が発覚した。(共同)
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