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福岡県田川市の村上卓哉前市長(55)が女性職員へのセクハラ認定を受けて辞職したことに伴う市長選は12日投開票され、無所属新人で元学習塾経営の浦野仁氏(31)が、出直し選に臨んだ村上氏ら3候補を破り初当選した。選挙戦ではハラスメント対策と市政の信頼回復が主な争点となり、論戦が交わされた。
村上氏は敗北が決まった後、事務所で記者団に対し、セクハラ問題を念頭に「市民の期待を大きく裏切ってしまったことが結果となった」と述べ、謝罪の言葉を繰り返した。
市が設置した第三者委員会は5月、村上氏による女性職員への一部行為をセクハラと認める報告書を提出。これを受け村上氏は辞職したが、「審判を仰ぎたい」として6月に出馬を表明し、今回の選挙に臨んでいた。
市長選には他に、元職の二場公人氏(69)と元県議の新人佐々木允氏(45)が立候補したが、いずれも及ばなかった。
今回の投票率は58.08%で、過去最低を記録。有権者の間には市政への不信感が根強く、低投票率がその一端を反映したとみられる。