
ソウル大学校の公式ホームページに掲載されている「歴史」の項が、同校の前身とされる教育機関の記述を巡り議論を呼んでいる。この項は李朝末期の1895年から終戦時の1945年までの期間を対象としている。
同項では《大韓帝国時代に最初の国立高等教育機関などが建てられ、解放後(※終戦後)の国立大学設立の基盤となった》と説明し、ソウル大の「ルーツ?」とする複数の学校を列挙している。
具体的には法学部や教育学部の前身としての法律系の養成所や漢城師範学校の設立(1895年)、医学校の設立(1899年)、農商工学校の設立などが記されている。
しかし日本統治時代(1910~1945年)に設立された専門学校については一切の言及がなく、歴史認識の偏りを指摘する声が上がっている。統治期の高等教育機関がなぜ除外されたのか、その意図は不透明だ。
このHPの記述は韓国社会における歴史解釈の一端を示すものとして注目され、今後の修正や追加説明が求められる状況となっている。