
トランプ米大統領は2日、自身のSNSで、イランから戦闘終結に向けて新たな提案が届いたと明らかにし、「間もなく検討する」と述べた。ただ「受け入れ可能なものだとは信じがたい」とも指摘し、早期合意に否定的な認識を示した。
トランプ氏は投稿で、「イランが(イスラム革命後の)47年間にわたって人類と世界に行った行為への十分な代償を払っていない」と指摘し、イランの新提案を米国が受け入れることは困難だとの立場を強調した。
一方、トランプ氏は2日、南部フロリダ州で記者団に対し、イランへの攻撃再開が「あり得る」と述べ、イランに圧力をかけた。核開発問題などを念頭に、問題を先送りしてイランと妥結を急ぐことはないとした。
イランが仲介国パキスタンに渡した当初の提案は、米イスラエルの攻撃停止と、再攻撃しないとの保証を要求。米国がイラン港湾封鎖を解除する一方、イランが事実上封鎖するホルムズ海峡の扱いを協議するとしていた。これらの争点を解消した後に初めて、米国側が重視するイラン核開発問題を話し合う段階的協議をイランは提案していた。
米国側は当初案に否定的な姿勢を示し、イランが4月30日に新たな提案をパキスタンに示したと伝えられていた。
他方、トランプ氏は5月2日に記者団の取材に応じた際、1日に発表したドイツ駐留米軍を5千人削減する計画に関し、「5千人よりもさらに大規模に減らす」と言及し、削減規模を拡大する可能性があると示唆した。