
南米ペルーで12日に行われた大統領選の第1回投票で、日系の故フジモリ元大統領の長女、ケイコ・フジモリ氏が暫定的に首位に立った。開票はまだ続いているが、ケイコ氏が6月の決選投票に進む公算が大きくなっている。
今回の選挙には過去最多となる35人の候補者が立候補した。ケイコ氏は右派「フエルサ・ポプラル」党首で、4度目の出馬となる。選管の発表によると、開票率50%の段階でケイコ氏の得票率は17%で首位、右派のラファエル・ロペスアリアガ前リマ市長が15%で2位につけている。上位2人は6月7日の決選投票に臨む。
ペルーでは汚職疑惑などの影響で、この10年間に8人の大統領が就任するなど政治的に不安定な状態が続いている。有権者の間には政治の安定を求める声が強い。
今回の選挙では、政治の安定や治安対策が主な争点となっている。ケイコ氏は父フジモリ元大統領の強権的な統治を想起させる言動もあり、評価が分かれている。
決選投票では、ケイコ氏とロペスアリアガ氏の一騎打ちとなる見通しだ。ペルーの将来を左右する重要な選挙として、国内外から注目が集まっている。
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