
小泉進次郎防衛相は8日、自身のX(旧ツイッター)で、海上自衛隊と韓国海軍による7日の捜索救難訓練について、「約9年の時を経て、日韓の部隊間の訓練が再び動き出した。両国の防衛協力・交流の新たな章の始まり」と歓迎の意を表明した。
訓練には海上自衛隊のイージス艦「こんごう」と韓国海軍の揚陸艦「チョンジャボン」が参加し、海自は両艦が並んで航行する写真を公開。人道目的の捜索救難訓練として行われ、協力の象徴的な光景となった。
日韓両国による同種の訓練は前回が2017年で、その後、2018年に韓国海軍駆逐艦が海自の哨戒機に対し火器管制レーダーを照射する事件が発生。これにより日韓防衛関係は大きく悪化し、訓練は中断を余儀なくされた。
今年に入り、日韓防衛相会談が開催され、両国は捜索救難訓練の再開で合意。その成果が今回の訓練実施につながった。関係改善の動きは、地域安全保障においても重要な一歩とみられる。
今後は、訓練の継続や拡大が期待される一方、過去の軋轢を乗り越えた協力関係をどう定着させるかが課題となる。小泉防衛相の投稿は、その第一歩を強調するものだ。