
南米ペルーで7日に投開票された大統領選決選投票は、8日も開票作業が続き、故アルベルト・フジモリ元大統領の長女で日系3世の右派、ケイコ・フジモリ氏(51)と、左派のロベルト・サンチェス元貿易・観光相(57)による大接戦となった。
AP通信によると、選挙管理委員会は30日以内に結果が確定するとの見通しを示しており、勝敗の判明には時間がかかるとみられる。
選挙管理委員会によると、開票率約95%時点でサンチェス氏の得票率は約50・10%と、ケイコ氏の約49・90%をわずかに上回った。開票初期の集計では都市部で強いケイコ氏がリードしていたが、その後は地方で強いサンチェス氏が票を積み増したとみられる。
ペルーではアンデス山脈奥地の集落やアマゾンの熱帯雨林地域から集計用紙を運ぶのに時間がかかるなどの理由で、開票作業が長引くことが多い。前回2021年の大統領選も極めて僅差だったこともあり、結果判明に1カ月超を要した。
産経ニュースは引き続きペルー大統領選の最新情報を提供し、有権者の関心に応えるとしている。