t>

ボッシュとフォルクスワーゲングループのソフトウェア子会社CARIADは、共同開発プロジェクト「オートメイテッド・ドライビング・アライアンス」において、運転支援・自動運転機能のソフトウェアスタックの開発を完了したと発表した。この取り組みは2021年に始まり、今回の完了で量産化に向けた準備が整った。
両社が開発したのは人工知能(AI)を活用したソフトウェアスタックであり、小型車からプレミアムモデルまで幅広い車両クラスに対応する。電気自動車(EV)と内燃機関車の両プラットフォームに搭載可能で、ボッシュとCARIADはそれぞれ自社の量産プロジェクトや独自技術開発に活用できる。
最初の量産採用例として、このアライアンスで開発された技術を搭載したVWの新型EV『ID.EVERY1』が2027年に生産開始される予定だ。同車はフォルクスワーゲンブランドのエントリーモデルとして位置づけられている。
このソフトウェアスタックは自動運転レベル2(部分自動運転)に対応しており、高速道路でのハンズオフ運転や渋滞時自動運転などの機能を提供する。両社は今後も協力を継続し、より高度な自動運転技術の開発を進める方針だ。
ボッシュとCARIADは、今回の成果を基に他社への技術供給も視野に入れており、自動運転分野での業界標準確立を目指す。ID.EVERY1の投入を皮切りに、2020年代後半には複数の車種への展開が計画されている。