
東京商工リサーチは5月8日、メカニカルキーボード「FILCO」ブランドで知られるダイヤテック(東京都千代田区)が東京地方裁判所から破産開始の決定を受けたと発表した。同社は4月22日付で閉業を告知しており、その動向が注目されていた。
ダイヤテックは1982年に設立された。当初は半導体販売商社として事業を開始したが、その後PC周辺機器の開発・輸入・販売に転じ、自社ブランド「FILCO」を立ち上げた。
代表製品である「Majestouch」シリーズは、ドイツCHERRY社製のMXスイッチを搭載したメカニカルキーボードとして、長年にわたり根強い支持を集めてきた。
東京商工リサーチによると、ダイヤテックは過去に年間10億円を超える売上高を記録していたものの、ここ数年は売上の伸び悩みが続いていた。
今年1月には公式オンラインショップで「単位がおかしい、価格がおかしい」と銘打った在庫一掃セールを実施。3月に公式X(旧Twitter)アカウントの更新が停止し、4月22日には公式サイトで事業終了を告知していた。