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ロシアのプーチン大統領は29日、ルーマニアに墜落して2人を負傷させた無人機について「機体を検証しなければ、どこから来たかは分からない」とし、ウクライナ発の可能性もあると強調した。カザフスタンの首都アスタナでの記者会見で述べた。ルーマニアや北大西洋条約機構(NATO)はロシア発だったとして非難を強めている。
プーチン氏はウクライナでの戦争が「終結が近づいている」と自身が9日に行った演説にも触れ、「あらゆる方面でわが兵力が前進している」点が根拠だったと主張した。米戦争研究所などの分析では昨年に比べてロシア軍の前進は鈍化し、一部でウクライナ軍が盛り返している。
会見はロシア主導の経済共同体「ユーラシア経済連合(EAEU)」の首脳会合を受けて行われた。
プーチン氏は、加盟国アルメニアがEAEUを離脱すれば「国内総生産(GDP)の14%を失う」とする試算があると明かし、離脱を強く牽制(けんせい)した。
会合に参加したロシアやカザフスタンなど4カ国はこの日、「アルメニアはEAEUに残るか欧州連合(EU)に加盟するか国民投票をする必要がある」とする声明を公表した。