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中国の自動車メーカーが、右ハンドル車市場への本格進出を開始している。香港を足がかりに、英国や日本、インドといった巨大市場を次なるターゲットと見据え、激化する世界EV競争に新たな戦略で挑もうとしている。その狙いと今後の展開が注目される。
EUが中国製EVに対する追加関税を検討する中、中国メーカーは制裁を回避するため、右ハンドル市場へのシフトを加速している。香港は右ハンドル車のテスト市場として最適であり、ここでの成功が他市場での展開を左右する。
実際、比亜迪(BYD)や上海汽車など主要メーカーは、香港向けに新モデルを相次ぎ投入している。これらの車両は右ハンドル仕様で、現地の需要に合わせたデザインや価格設定が特徴だ。
香港での市場開拓は、英国や日本、インドなど既存の右ハンドル車大国への足がかりとなる。特に英国では2024年に新車販売の一定割合をEVとする義務が導入され、中国メーカーにとって絶好の機会と見られている。
ただし、右ハンドル市場では日本車や欧州車が強固な地盤を持つ。中国メーカーは価格競争力に加え、充電インフラやアフターサービスの整備が課題となると専門家は指摘する。