
熟議を重視してきた中道改革連合の小川淳也代表だが、国会質問を見ていると、失礼ながらこれのどこが熟議するに値するのかと首をかしげる。野党側は現在の審議日程では十分な令和8年度予算案の質疑ができないと批判するが、こんな質問内容なら質疑時間の削減を検討すべきではないかとすら考えてしまう。
小川氏は9日の衆院予算委員会で「原則とルールの必要性」を強調した。一見もっともらしい主張だが、その原則とルールを自ら順守しているのか疑問が残る。
小川氏は中東情勢の混乱に関し、高市早苗首相と出席していた13人の閣僚に対してどのような質疑を行ったのか。彼の質問は難癖や揚げ足取りに終始し、本質的な議論から逸脱している印象は否めない。
小川氏のような中道改革連合の議員が、自ら掲げる「熟議」の理念に反した質問を繰り返すのは、むしろ逆効果ではないか。野党の質問時間不足を訴える前に、問われるべきは質問自体の質であるという批判が噴出している。
「自分に甘く、他者に厳しい」姿勢では、選挙対策としての有権者の反感を買うだけでなく、本来目指すべき政策論争の場を損なう危険性がある。阿比留瑠比氏は、「これでは中道改革連合への信頼が揺らぐ」と警鐘を鳴らしている。