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京都市内で6月、路線バスの運転手が車内で寝ていた小学生の女児に気づかず、そのまま車庫に駐車し一時放置する事案が発生した。過去には幼稚園の送迎バスで置き去りにされた園児が熱中症で死亡する痛ましい事件もあり、国は対策を義務付けたものの、ヒューマンエラーは後を絶たない。
こうした事案はいずれも運転手の確認不足や思い込みが原因とみられ、専門家は「運転手任せにしない安全管理対策が求められる」と指摘する。
「バスに子供が乗っていませんか。携帯のGPS(衛星利用測位システム)ではこの辺にいると思うのですが」――置き去り事案が発覚したのは6月3日午後6時40分ごろ。父親がこう語って京都市交通局の車庫を訪れたのがきっかけだった。
市交通局によると、その5分前、市バスの男性運転手(30)は終点の西賀茂車庫前(京都市北区)で乗客を降ろした際に車内点検を実施したが、前から2列目の1人席で寝ていた女児に気付かず発車。バスを近くの車庫に入庫した。
本来は入庫後にも行うべき車内点検を怠り、扉を開けエンジンもかけたままの状態でバスを離れていたという。