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信州尽くしの二段重を食す 第二列車⑥ 3号君「やっぱり吞んで応援ですね」 令和阿房列車で行こう2026

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Mika Nakamura
経済 - 17 6月 2026

私たち3人は、「ろくもん」2号車の中央付近にあるボックス席に座った。差しつ差されつが基本の阿房旅にとって、この席はまさに特等席である。

3号車は、障子とヒノキをふんだんに使った2人用コンパートメントが並び、なかなかの風情を醸し出している。

自称・車両民族のサンケイ2号君が唸るほどの変身ぶりだ。

テーブルには、長野県千曲市の和食店「竹葉亭」謹製の二段重が既に置かれている。「ろくもん」の食事付きプランは、長野発が和食、軽井沢発が洋食で、金額(運賃含む)は1人1万8500円だ。

長野駅を13時35分に出発するとまもなく、たけのこの天ぷらが運ばれてきた。揚げたてのような食感で実に旨い。国鉄時代の食堂車にはそこそこ広い厨房があったが、狭い調理スペースしかない観光列車で揚げ物を出すのは至難の業である。後で知ったのだが、竹葉亭の料理人が同乗して、最後のひと手間をかけているのだとか。

重箱の蓋を勇んで開ければ、志賀高原サーモンや長野県産豚ひれロースト、ご飯も栄村産コシヒカリと信州産のオンパレードだ。ミニトマトの赤やふき煮の青もカラフルで、目にも鮮やか。ここはお茶というわけにはいかない。まず地元の軽井沢高原ビールで乾杯した。

「まだ呑むんですか」と、3号君は呆れていたが、しっかりとグラスを飲み干していた。

観光列車の楽しみは車窓の美しさやインテリアの豪華さなど数々あるが、やはり「食」の巧拙が旅の思い出を大きく左右する。「令和阿房列車」でも多くの観光列車に乗ってきたが、肥薩おれんじ鉄道の「おれんじ食堂」で供された黒毛和牛の赤ワイン煮込みはなかなかのものだった。あの「おれんじ食堂」も運転士不足のあおりで運休が続き心配していたが、7月から期間限定で「特別運行」されるとの知らせが入った。まずはホッとしたが、少子高齢化に人手不足が相まって、地方鉄道の置かれた状況はますます厳しくなっている。

「やっぱり呑んで応援ですね」と、3号君がもっともらしいことを言ったところで、千曲川の鉄橋を渡った。続きは明日のこころだぁ!(コラムニスト 乾正人)

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、産経新聞の記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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