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外国為替市場で7日、円が英ポンドに対して急落し、一時1ポンド=217円台前半を記録した。これは2008年1月以来、約18年半ぶりの円安ポンド高水準となる。
背景には、英国の財政悪化懸念が後退したことがある。市場では円が主要通貨全般に対して売られる流れが続いており、円売りポンド買いの動きが優勢となった。
英首相就任が確実視されるバーナム前マンチェスター市長は6月下旬、自身の政策は「健全な財政に支えられる」と述べた。この発言は市場の注目を集めている。
バーナム氏は以前、積極財政に動くとの観測があったが、今回の声明で財政規律を重視するスターマー政権の路線を引き継ぐ意向を明確に示した。
英国では2022年、トラス前首相が財源の裏付けに乏しい大型減税策を打ち出し、「トラス・ショック」と呼ばれる金融市場の混乱を招いた経緯がある。市場はこうした過去の教訓を踏まえ、新政権の財政運営を注視している。