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北陸新幹線敦賀(福井県)―新大阪間の延伸ルート選定をめぐり、京都府知事と京都市長は30日、8ルート案を再検討する与党整備委員会の意見聴取で、現行の「小浜京都ルート」への地元財政負担の解決などを求めた。一方、府内では亀岡市など2市1町などでつくる促進協議会が総決起大会を開き「亀岡ルート」の誘致に向けて結束。与党がルート選定を目指す今国会会期末(7月17日)に向け活動を活発化させている。
亀岡市内で29日夜、亀岡ルートの誘致に向け開催された総決起大会には同市の桂川孝裕市長や西村好高・南丹市長、畠中源一・京丹波町長のほか各議会や地元経済界から総勢約880人が出席。「北陸新幹線の京都丹波地域への誘致と早期全線開通を求める決議」を全会一致で採択した。
会場では桂川市長が「建設費が少なく、いち早く新大阪へつなぐには亀岡ルートが一番」と主張。京都市内のオーバーツーリズム(観光公害)対策として観光客を分散させる効果も期待できるとアピールした。
西村市長は「千載一遇のチャンスがやってきた」と強調。亀岡市内に新駅が設置されれば新大阪まで約15分と交通の利便性が高まることから「大阪への通勤・通学圏内になり人口増の起爆剤にもなりえる」と期待を寄せた。
畠中町長は「亀岡市に新駅ができれば丹波地域の玄関口になる」と述べ、今後も2市1町で結束し誘致を進めることを確認した。
同協議会は昭和48年に設立され、亀岡ルートの誘致を国やJR西日本などに働きかけてきた。平成28年に小浜京都ルートが選定されると活動を休止したが、昨年末に延伸ルートの再検討が決まり再開。与党整備委が再検討する8ルート案のうち2ルートが亀岡市内を通過する。
総決起大会後、報道陣の取材に応じた桂川市長は「想像以上の人が集まり、期待の大きさを感じた」と手応えを明かす。与党整備委が亀岡市などに意見聴取をしないことに不満を漏らしながらも「知事に要望書を提出し思いは伝えた」と期待を示した。