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名古屋近郊の古戦場に本社を構えるホシザキは、ペンギンマークでおなじみの厨房機器業界のリーディングカンパニー。国内外で圧倒的シェアを誇る同社は、不正会計やコロナ禍という2度の危機を乗り越え、進化を続けています。
2016年に発覚した不正会計問題は、創業家と経営陣の対立が背景にあり、一時は上場廃止も懸念されました。しかし、新体制の下で内部統制を強化し、信頼回復に全力を注ぎました。
2020年からの新型コロナウイルス感染症の拡大は、外食産業の休業や需要減少を招き、厨房機器メーカーにも大きな打撃を与えました。ホシザキも売上高が一時的に落ち込みましたが、テイクアウト需要の拡大や衛生機器の販売強化で乗り切りました。
その後、国内外の経済回復と旺盛な設備投資需要を受けて業績は急回復。2023年12月期には過去最高益を達成し、株価も上昇基調にあります。
しかし、市場ではさらなる成長の限界や、持続可能な経営への取り組みの遅れが課題として指摘されています。同社は今後、環境配慮型製品の開発や新興国でのシェア拡大など、新たな戦略が問われています。