
大阪維新の会代表の吉村洋文大阪府知事は19日の記者会見で、看板政策「大阪都構想」の是非を問う住民投票について、来春の知事選との同日実施を目指す考えを改めて示し、維新大阪市議団に賛同するよう求めた。市議団内にはスケジュールありきで議論が進むことに懸念の声があり、20日に会合を開いて対応を協議する。
住民投票の実施には、制度案を作る法定協議会の設置が必要だ。設置議案は府市両議会に提出されており、府議団は賛成の意向。市議団も賛成する方向で調整している。
会見で吉村氏は「法定協設置が目的ではない。(制度)案を作り、投票することが重要。住民投票は今任期中に責任を持ってやるべきだ」と強調した。実施時期が来春の知事選以降にずれ込む場合は、知事選に出馬しない意向を重ねて示した。
吉村氏は17日に記者会見し、来春の知事選に4選を目指して出馬する意向を表明した。任期満了以降の続投を議案賛成の条件とする市議団の要望に応じつつ、出馬は知事選と住民投票の同日実施が前提となる考えを示していた。
この記事は産経新聞の木ノ下めぐみ記者が取材し、写真も提供した。