
和歌山市は、市内の障害者グループホーム「シェアライフえいと」で、30代の男性管理者が利用者から預かった現金を横領したとして、運営会社の合同会社サンオリエント(同市太田)に対し行政処分を科した。
処分の内容は、5月から6カ月間の新規利用者の受け入れ停止と、3カ月間の報酬支払額を3割減額するというもの。市は利用者の安全と信頼回復を最優先に、厳しい措置を取った。
市によると、令和7年8月に運営会社から通報があり、直ちに調査を開始。不正の全容解明に乗り出した。
調査の結果、男性管理者が令和6年8月から令和7年7月までの間、利用者5人から預かっていた現金約165万円を私的に流用していたと認定された。
男性管理者はすでに流用した現金を全額返還したという。市は今後も再発防止に向けた指導を継続する方針を示している。