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26日の「土用の丑の日」を前に、スーパーやコンビニ各社のウナギ商戦が本格化している。昨年のシラスウナギ(稚魚)の豊漁を受け、今年は養殖ウナギの仕入れ価格が低下。手頃な商品が豊富に並び、長引く物価高に疲れた消費者にとって、うなぎのかば焼き一尾を丸ごと独り占めする贅沢が現実味を帯びている。
総合スーパー「イオン」や「イオンスタイル」を展開するイオンリテールは、売れ筋の「トップバリュ グリーンアイナチュラル 鹿児島県産うなぎ蒲焼 大(156グラム)」を昨年より500円安い2180円(税抜き)で販売。今年は同社史上最大サイズの300グラムのかば焼きもラインアップに加え、180グラム以上の特大・超特大サイズを過去最多の12万尾用意している。
昨年は大きなサイズを複数人で分け合う提案をしていたが、今年は手頃な価格になったかば焼きの「1尾独り占め」を新たに打ち出す。岸岡清和水産商品部長は6月の取材会で、「この機会に存分にウナギを楽しんでほしい」と述べた。
東京都中央卸売市場の統計によると、豊洲市場の5月のウナギ卸売価格は1キロ当たり約4300円。前年同月の約5800円から2割以上下落している。
この価格低下の背景には、2025年の国内シラスウナギ漁獲量が18トンと前年の2倍以上に増えたことがある。水産庁などによると、1キロ当たりの取引価格は前年の半分程度の約130万円(輸入分含む)となり、養殖池への安定供給につながった。