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埼玉県久喜市でコーヒー栽培 268本が青い実 来年収穫へ 東英雄さんの挑戦

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Aiko Yamamoto
経済 - 30 4月 2026

久喜市の農園「エコファーム」でコーヒー栽培に挑戦している東英雄さん(58)は、自らの想いを語る。ビニールハウス内には268本のコーヒーの木が立ち並び、その大半が青くみずみずしい実を枝いっぱいに付けている。

「順調にいけば来年1~3月ごろには実が赤くなり収穫期を迎える。乾燥・焙煎などを経てかぐわしい一杯のコーヒーが飲めるようになる」と東さんは期待を込める。

栽培している品種はアラビカ種の「ティピカ」で、香りが高くはっきりとした味わいが特長だ。コーヒー栽培には適さないとされる埼玉の地で、新たな挑戦が始まっている。

きっかけは、イチゴ農家だった義父から譲り受けた畑の活用に頭を悩ませていたことだった。耕作放棄地にしたくないとの思いから、国産コーヒー栽培事業を手掛ける「やまこうファーム」(岡山市)と出会い、ビニールハウスでの栽培が可能だと知った。

「視察先でコーヒーの木にたくさん結実しているのを目の当たりにし、国内でもコーヒーの実がなるんだと感動した。同社から苗を購入しノウハウも得て栽培に取り掛かった」と東さんは振り返る。

しかし、大きな壁は初期投資だった。ビニールハウスやボイラーなどの設備費用は約4000万円と試算されたが、ネット通販で中古品を入手するなど工夫を重ね、費用を当初の約5分の1にまで圧縮。準備を着実に整えた。

自身が社長を務めるリサイクル会社「エコドラム」(さいたま市)の社員も総出で、ビニールハウスの設置や苗の定植に汗を流し、開園にこぎ着けた。チーム一丸となっての取り組みが実を結んだ。

コーヒーは赤道を挟んで南北約25度の範囲「コーヒーベルト地帯」で栽培に適し、南米やアフリカが主産地だ。同市の農園ではハウス内を高温に保ち、温度や湿度を細かく調整することで、寒暖差の大きな気候でも栽培を可能にした。

順風満帆なことばかりではなかった。昨年8月には大雨でビニールハウスが冠水する危機に直面。木が根腐れするのを防ぐため、ポンプで緊急排水を進めて復旧させた。危機を乗り越えた経験が、栽培への自信につながっている。

そうしてコーヒーの木は順調に成長。白い花を咲かせ、現在は枝に結実した青い実がみずみずしい生命力を感じさせる。実は収穫に向けて順調に熟している。

「収穫が楽しみで仕方がない。県産コーヒーが誕生すれば希少価値の高いものになることは間違いない。挑戦しがいのある、本当にワクワクする仕事だ」と東さんは語る。

一方、農園ではコーヒー以外にもバナナ、マンゴー、パイナップルなどの栽培にチャレンジ。既にバナナは幾重にも重なる青い房を付け、熱帯果樹の可能性を広げている。

「バナナの木に房がなるのを実際に見たことのある人は少ないはず。もぎたてを食べてもらう観光農園などができたらいい」と東さんは夢を描く。

夢はコーヒーにとどまらず、熱帯果樹の栽培や観光農園化へと際限なく可能性を広げている。東さんの挑戦は、地域に新たな価値を生み出そうとしている。(柳原一哉)

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、産経新聞の記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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