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7月の全国安全週間を前に、京都上労働基準監督署は京都市右京区のテーマパーク「太秦(うずまさ)映画村」の第2期工事現場で安全パトロールを実施した。職場で発生する熱中症の労働災害は7~8月に集中しており、監督署は工事現場内の熱中症対策などを念入りにチェックした。
同工事は6月に着工し、来年3月の一部開業に向けて電気や給排水設備のインフラ整備が進んでいる。安全パトロールでは、向山喜之署長らが工事現場内を巡回し、施工を担当する清水建設(大阪市)の関係者から安全対策などについて詳しい説明を受けた。
京都労働局によると、昨年、京都府内で起きた労働災害による死亡者数は7人(前年比2人増)で、休業4日以上の死傷者は2694人(同134人増)となった。近年は猛暑の影響で熱中症による労働災害も深刻化しており、過去10年間に府内で発生した149件のうち8割弱が7~8月に集中していた。
太秦映画村の工事現場内には作業員らがクールダウンできる休憩スペースなどが設けられ、熱中症対策用の冷蔵庫が置かれていることも確認された。向山署長は「とてもきれいな工事現場できちんとしている。一つ一つの確認作業を習慣づけて事故なく工事を進めてほしい」と評価した。
全国安全週間(7月1~7日)では「多様な人材 全員参加 みんなで育てる安全職場」をスローガンに啓発活動を展開する。京都労働局は7月7日に京都テルサ(同市南区)で京都安全衛生大会を開くほか、7~9月の期間中に無災害を達成した参加事業場に「達成証」(特製プレート)を交付する「京都ゼロ災3か月運動」も行うとしている。(格清政典、写真も)