
沖縄県・尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域で30日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは167日連続となる。
第11管区海上保安本部(那覇)によると、いずれの船も船首に機関砲を搭載していた。領海内に侵入しないよう巡視船が無線や拡声器で警告を実施した。
中国海警局の船は近年、尖閣諸島周辺での活動を常態化させており、今回の連続確認は過去最長記録を更新中だ。海上保安庁は警戒監視を強化している。
中国政府は尖閣諸島を「釣魚島」と呼び、自国領土と主張している。中国外務省はこれまで「正当な権益を守るための活動」として、公船の派遣を正当化している。
尖閣諸島を巡っては、日本政府が実効支配している一方で、周辺海域での中国公船の行動が続いており、緊張が長期化している。海上保安庁は引き続き厳重な警戒を続ける方針だ。