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日産自動車は16日、大型ミニバン「エルグランド」を全面改良し発売した。16年ぶりのフルモデルチェンジとなる。希望小売価格は689万7000円からで、トヨタ自動車の「アルファード」が圧倒的な存在感を示すミニバン市場で巻き返しを図る。
日産は、高い運転性能や乗り心地の良さを最大の売りに据える。5月末から始めた先行受注は6000台を超え、好調な滑り出しを見せている。国内販売が不振に陥る中、同社はこの新型車で起死回生を期す。
横浜市で開かれた発表会で、国内販売を統括する杉本全執行職は「まるでレールの上を走るような滑らかな新しい移動体験こそが、新しいプレミアムミニバンの価値になる」とアピールした。
エルグランドは、日産独自のハイブリッド技術「e-POWER(イーパワー)」の次世代版を搭載。エンジンで発電した電気を使ってモーターで走行する仕組みで、燃費は従来より7割向上し、1リットル当たり16.8キロを実現した。車内の静粛性も高め、ブレーキもよりスムーズになった。
車体前面には、日本の伝統工芸「組子」をモチーフにした格子状の模様をあしらうなど、和をイメージしたデザインを随所に取り入れている。