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日産自動車は17日、6年ぶりに全面改良した小型SUV「キックス」を18日に発売すると発表した。新型車には同社独自のハイブリッドシステム「eパワー」の第3世代技術を初めて国内向けに搭載。価格は299万9700円からで、低迷する国内販売を立て直す「重要な戦略モデル」(国内営業担当の杉本全執行職)と位置づけ、市場の注目を集めている。
新型キックスは最新のeパワーにより、静粛性を高めながら燃費性能を1リットル当たり25.7キロと従来比約1割向上。さらに電動駆動4輪制御技術を導入し、力強い走行性能を実現した。燃費改善と走行性能の両立を図っている。
デザイン面では、正面にアメリカンフットボールのヘルメットをイメージし、後部バンパーはスニーカーのソール風に仕上げるなど、大人の遊び心を刺激する外観とした。この車は、2027年度末に生産を終える予定の日産追浜工場(神奈川県横須賀市)で製造される最後の新型車となる。
小型SUVは国内新車市場で大きなシェアを占めており、新型キックスによる台数増が期待される。競合のトヨタ「カローラクロス」やホンダ「ヴェゼル」と同水準に価格を設定したことで、最新技術による性能向上と合わせて国内販売拡大の起爆剤とする狙いだ。
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