東ハト「パックル」と明治「カール」の類似騒動 実は34年前に商標登録

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Yuki Tanaka
ライフ - 30 Apr 2026

東ハトが2月3日に発売したスナック菓子「パックル」が、明治の人気スナック「カール」にそっくりだとSNSで話題になっている。盗作を意味する「パクリ」と語感が似ていることから「名前の付け方まで勘繰ってしまう」との投稿もあるが、実は東ハトによる商標登録は1991年である。カールは2017年に東日本での販売を終了し、西日本でのみ販売されている。定番スナックだっただけにファンは多く、東日本から西日本への旅行や出張土産としても親しまれている。パックルは、カールが販売されていない関東甲信越で先行発売された。

東ハトは1月末、2月3日から「パックル・まろやかチーズ味」と「パックル・コク旨カレー味」を発売すると発表した。東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、山梨、新潟、長野の10県で先行販売している。同社はパックルを新ブランドとして「パクッと食べやすいクルッとした形で、頬張りやすく、満足感のあるコーンスナック」と説明している。

パックルの発売後、カールと似ている形状や味がSNSで話題となった。商品名が「パクリ」を連想させると、東ハトがカールをまねたと揶揄する投稿が相次いだ。

ただ、パックルという商品名について、東ハトは1988年に出願し、1991年に商標登録が認められている。当時は別のスナック菓子として販売しており、今回過去の商標を使った経緯や理由について、東ハトは「関係法令を遵守して製品の開発やマーケティング施策を展開している」として回答を控えた。

明治は2017年、「カールうすあじ」と「カールチーズあじ」について、全国販売から関西地域以西での販売に変更。「カールカレーあじ」は生産を終了した。

カールは1968年の発売以来人気商品だったが、市場環境の変化などで近年は販売低迷が続き、明治は「収益性の確保が難しいことから完全に販売を終了せざるを得ない状況だった」としている。一方で、子会社の四国明治(香川県)で生産し、関西地域以西での販売に縮小することで収益性のめどが立ち、「長年ご愛顧いただいた商品」としてブランドを継続することにしたという。

カールの販売終了後、コンビニエンスストア大手のファミリーマートが2018年にカールによく似た「か~るいチーズスナック」を発売。生産を手掛けたのが東ハトだった。現在も「サクサクか~るいチーズスナック」として販売が続いている。

ベビースターラーメンで知られるおやつカンパニー(三重県)も2021年にカールによく似た形状の「くちどけ小路サクまろ」を発売。チーズ味、カレー味、期間限定のかつお醤油だし味などを展開。「しゅわっととろける口どけ」が売りで、じわりと人気を広げている。

おやつカンパニーの広報担当者は「明治のカールは人気商品なので、ファンのみなさんにも『おっ』と思っていただけるように商品開発を行った」と説明。「売れ行きは順調だが、まだまだカールの足元には及ばない」と話す。

東京都や神奈川県内のスーパーやドラッグストアを十数件回った結果、パックルのチーズ味をようやく手に入れることができた。サクまろを売っている店は数店あったが、中には売り切れとなっているスーパーも見られ、パックルの話題性が相乗効果を生んでいるようだ。パックル、サクまろ、チーズスナックはそれぞれ100~150円程度で購入できた。

見た目は、製造者が同じこともあり、パックルとチーズスナックはほとんど同じだ。カールより少し小ぶりだが、食感はしっとりとして似ている。サクまろの方が生地の気泡が大きいのがわかる。

パックルはチェダーチーズパウダーとカマンベールチーズパウダーを使用しているとのことで、チーズの味が際立っていて後を引く味わい。チーズスナックは塩味が少し強めでクセのない味だった。

サクまろは生地に含まれる空気が多いようで、サクサク感が強い。濃厚な味わいながらも軽い食感で、食べる手が止まらなくなった。

大人から子供まで幅広い消費者を相手にするお菓子業界では、各社ともヒット作を生み出そうと味や食感、見た目などを研究し、しのぎを削っている。似たようなお菓子でも、それぞれの開発陣のこだわりが詰まっている。(高木克聡)

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、産経新聞の記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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