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災害支援で称賛される自衛隊、陰で放置された組織防衛と無謬主義——それでも防衛費を倍増すべきか

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Kenji Watanabe
経済 - 09 8月 2026

東日本大震災(2011年)や令和8年熊本地震など、大震災が起きるたびに自衛隊は災害派遣されてきた。その献身的な活動は多くの賞賛を集め、国民の自衛隊に対する評価を押し上げる一因となっている。

今回の熊本地震では、ビックカメラ社が提供した約300台のスポットクーラーをC-2輸送機で空輸する光景を、航空自衛隊がSNSで「映え」る画像として公開した。ところが現地には電源がなく、「使用されていない」との批判を浴び、広報活動は逆効果となった。

自衛隊には電源車両が配備されている。本来ならばそれとセットで投入すべきだった。しかし実際には、何が必要で実効性があるのかという視点が欠け、「映え」ることだけが優先されたのだろう。

国民からの評価が高い一方で、自衛隊という組織は、震災という「実戦」を経験しても、そこで得たはずの「戦訓」を生かせていない。この点は深刻に受け止めるべきだ。

率直に言って、戦争に勝つのはミスが少ない側だ。失敗を犯しても、それを反省し、即座に手を打って、どれだけ早く回復できるか——それが軍隊の強さを証明する。その点で、アメリカ軍は誤った方策や失敗を躊躇なく修正できる柔軟性を備えている。

一例を挙げよう。イラク戦争やアフガニスタン戦争で、アメリカ軍は高機動多用途装輪車両「ハンビー」(HMMWV、Humvee)や既存の装甲車両を運用したが、地雷やIED(即席爆発装置、手製爆弾、路上爆弾など)に対して無力で、多くの犠牲者を出した。

アメリカ軍は、戦争のさなかにもかかわらず、南アフリカ製の耐地雷装甲車を大量に導入することで、この失敗に対応した。南アフリカ製の耐地雷装甲車は当時、世界最高の能力を誇っていた。それは長年のアンゴラ内戦(1975~2002年)などで得た教訓を反映し、改良を重ねてきたからだ。

アメリカ軍は、これまで工兵用などとしてごく少数の南アフリカ製耐地雷装甲車を採用していたにすぎず、主要装備として南アフリカ製の兵器を導入した前例はなかった。ほぼ「前例のない」南アフリカ製の兵器を、戦争の途中で主要装備として大量に調達し、迅速な判断で多くの将兵の命を救ったのである。

同時に、地雷やIEDによる被害に対する衛生面の施策や治療方法も、戦争中に次々と改善された。こうした素早い決断と実行力こそが、アメリカ軍の強さの一つなのである。

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、東洋経済オンラインの記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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