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トランプ米大統領は5月14~15日の日程で中国を訪問し、習近平国家主席との米中首脳会談を行う。当初は3月31日~4月2日に予定されていたが、イランとの交戦を理由に延期されていた。
本欄で既に指摘した通り、今回のトランプ氏の訪中に合わせて、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記も中国入りし、米朝首脳会談が実現する可能性が浮上している。
聯合ニュースは5月1日、米シンクタンク「戦略国際問題研究所」(CSIS)の副所長を務めるビクター・チャ氏が、米中会談後にトランプ氏が金正恩氏に会う確率を「50%以上」と予測したと報じた。
第1次トランプ政権時代の2019年2月、ベトナム・ハノイで行われた米朝会談では、トランプ氏が拉致問題を提起。金正恩氏は日朝間に拉致問題があることを認め、当時の安倍晋三首相に会う用意があると述べた。
この流れが再現されれば、現在の高市早苗首相との日朝首脳会談が現実味を帯び、拉致被害者救出に向けた大きなチャンスとなると期待される。
米国政治に詳しい福井県立大の島田洋一名誉教授は、トランプ氏が金正恩氏に対し「イランに高濃縮ウランを売ったらとんでもないことになる」と警告する目的があるとの見方が米国で広がっていると指摘した。