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米原市、駅弁文化伝える「井筒屋資料」などを市文化財に指定

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Yuki Tanaka
経済 - 08 7月 2026

米原市はこのほど、日本固有の駅弁文化を伝える貴重な資料として、「井筒屋資料」と「米原駅出土汽車土瓶」を市指定文化財に指定した。井筒屋は明治時代から米原駅構内で駅弁を販売してきたが、昨年3月に事業から撤退し、関連資料を市に寄贈していた。汽車土瓶はかつて駅弁とともに販売された陶器製の茶容器で、市は「駅弁を国の登録無形文化財にしようとする動きがあるなか、両資料はその先駆けとなるもの」としている。

井筒屋は幕末の1854年に現在の長浜市で旅籠として開業。米原駅開業の1889年から駅構内で駅弁販売を始めた。米原駅は東海道線、北陸線、近江鉄道が乗り入れるターミナル駅で、駅弁は乗り換え客の楽しみだった。

滋賀の郷土料理を取り入れ、冷めてもおいしいと評判だったが、井筒屋は昨年1月、食の工業品化加速や米原が交通の要衝でなくなったことなどを理由に撤退を表明した。

「井筒屋資料」は、明治時代の米原駅構内での営業許可証、戦前から近年までの駅弁掛け紙(包装用紙)、調理器具類、立ち売りの販売用具など計345点からなり、駅弁文化を知るかけがえのない資料群だ。

「米原駅出土汽車土瓶」は1994年に米原駅構内の工事で発見された。汽車土瓶は明治20年代から使用され、昭和40年代にポリエチレン容器の登場で姿を消した。

指定されたのは昭和初期から終戦期までの12点。「桃中軒」(沼津駅)や「東華軒」(小田原駅)の刻印から、東海道線の駅で販売され、米原駅で廃棄されたと考えられている。汽車土瓶の製作から廃棄までのサイクルが分かる資料としての価値も指摘される。

今回の指定で米原市の指定文化財は98件となった。市生涯学習課の担当者は「『鉄道の町・まいばら』を雄弁に語るものとして永続的に保存活用していく」と話している。

指定を記念し、駅弁の多様な掛け紙を中心に事業を紹介する企画展「風味・風土・風景感じる駅弁~鉄道の町・まいばらと井筒屋~」が25日~9月13日、伊吹山文化資料館で開催される。問い合わせは同館(0749・58・0252)。

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、産経新聞の記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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