
北朝鮮メディアは18日、金正恩朝鮮労働党総書記が軍の指揮官たちとの会合を17日に開き、「(韓国との)南部国境を難攻不落の要塞」とする党の領土防衛政策に言及したと報じた。
金氏は会合で、韓国に近い前線部隊を強化し、現代戦に対応した訓練に力を入れる方針を確認した。軍事組織の一部改編も進めるという。
金氏は、北朝鮮の戦力の神髄は「思想と信念で敵を圧倒すること」にあると主張し、軍の士気向上を強調した。
また、韓国の文化や敵対的な思想の流入に警戒感を示し、住民への影響を防ぐ対策の必要性を訴えた。
金氏は2023年末に韓国との平和統一を放棄する方針を示し、韓国を「主敵」と位置付けるようになった。その後、憲法を改正し、朝鮮半島の北側地域を領土とする条項を加えて「不可侵」だと定めたとみられている。