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黄川田仁志沖縄北方担当相は29日の衆院沖縄北方特別委員会で、沖縄県名護市辺野古沖で発生した船の転覆事故に絡み、「基地建設の抗議船に高校生を乗せて平和学習が行われたことについて、大変大きな違和感を持った」と述べた。同氏は前日28日に辺野古で献花した際も同じ趣旨の発言をしている。
自民党の高村正大氏への答弁で黄川田氏は、「基地にかかる埋め立て工事に対し抗議を行って運航していた団体の船に、未来ある学生(生徒)たちが乗船し、1名の少女の大切な命が失われてしまったという事実に対し、強い憤りと深い悲しみを感じた」と語った。
その上で同氏は、平和学習に適した場所として国立沖縄戦没者墓苑、島守の塔、ひめゆり平和祈念資料館、対馬丸記念館の4カ所を挙げ、「充実した平和学習を行っていただけるよう、新たな展示などに役立つ取り組みを積極的に行っていく」と説明した。
一方、沖縄県の玉城デニー知事は29日、県庁で記者団に対し、28日の黄川田氏の発言について「大臣のコメントは今の段階で確認できていない」と述べた。
黄川田担当相は閣僚として初めて辺野古を訪れ献花しており、この事故を巡る政府の立場を改めて示した。