習近平氏、米中「G2」演出で長期戦構え 成果は両国関係の安定

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Kenji Watanabe
国際 - 15 May 2026

中国の習近平国家主席は約9年ぶりとなったトランプ米大統領の訪中で、米国との対等な関係を演出することに注力した。トランプ氏が短期的成果を急ぐ姿勢を見透かし、長期戦の構えで首脳会談に臨んだ結果、米国との国力差を時間をかけて埋めるために必要な米中関係の「安定」を得た形だ。

習氏は14日夜の夕食会で「中米関係は両国の17億人余りの幸福と、世界の80億人余りの利益に関わっている」と述べた。トランプ氏の滞在中、習氏からは中国が米国と並ぶ「大国」だと誇示する発言が相次いだ。

トランプ氏も米FOXニュースのインタビューで「2つの偉大な国の歴史的会談だった」と訪中を総括し、先進7カ国(G7)に言及しつつ「私は(米中を)G2と呼ぶ」と語った。

習氏には、前回のトランプ氏訪中時と比べて自信がうかがわれた。その源泉は、米国の圧力に対抗する手段が増えたという国内態勢にある。

第1次トランプ政権下の輸出規制で打撃を受けた中国は、「自立自強」の掛け声の下で半導体の国産化など対米依存の低減を推進。第2次政権下では、レアアース(希土類)の輸出規制で米側を苦しめ譲歩を引き出した。香港メディア「香港01」は14日、米中関係が「新段階に入った」とし、過去数年間の対立を経て「米国は一方的に中国に圧力をかける能力を持たなくなった」と指摘した。

米中両政府が意識する時間軸にも違いがある。トランプ氏は11月の中間選挙を前に貿易問題での成果を急ぐ一方、中国側は米国産品の購入をちらつかせて首脳会談のペースを握った。中国指導部は、今世紀半ばまでに総合国力で米国を凌駕する「社会主義現代化強国」を目指す長期的目標の下で動いている。

中国側は、米国との対等な関係を演出しつつも現時点で総合的な国力に差があることを冷静に認識している。軍事力では中国海軍の空母は3隻体制となったが、11隻の原子力空母を持つ米海軍とは開きが大きい。米軍はベネズエラとイランへの攻撃で実戦能力の高さを見せつけた。

習氏は15日に北京の中南海でトランプ氏と少人数による会談を行った際、今回の成果として「建設的戦略安定関係という新たな位置づけを共に確認した」ことを第一に挙げた。これを基礎として今後の米中関係の主導権を握りたい考えだ。

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、産経新聞の記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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