
歌舞伎俳優の市川團十郎白猿(48)が15日放送のTBS系トーク番組『A-Studio+』に出演し、父である十二代目市川團十郎が亡くなる直前に遺した手紙について初めて詳細を語った。團十郎は2022年に十三代目を襲名し、さらなる飛躍を続けているが、その陰で父からの思いがけないメッセージを受け取っていたという。
團十郎は番組内で、父から手紙をもらったのは生涯で一度だけだったと明かした。「病室から手紙で来て…初めて」と振り返り、その手紙が父の“最初で最後の言葉”となったことを告白。父はすでに闘病中であり、病室から息子に向けて直筆の手紙を送っていたという。
手紙には、團十郎に対する励ましや、襲名に向けた期待がつづられていたとみられるが、團十郎は具体的な内容については多くを語らず、その重みを噛みしめるように「すごくうれしかった」とだけ述べた。父から直接言葉を聞く機会が少なかっただけに、この手紙は特別な意味を持ったという。
十二代目市川團十郎は2013年に急逝。團十郎はその後、長い修行と苦難を経て2022年に十三代目を襲名した。父が遺した手紙は、襲名後の活動の支えにもなっていると番組内で語り、観客の感動を誘った。
團十郎は番組の最後に「父の思いを胸に、これからも歌舞伎の道を歩んでいきたい」と決意を新たにした。ファンからはSNSを通じて「涙が止まらない」「親子の絆を感じた」などの声が相次いでいる。