
講談師の神田伯山(42)が第45回「ベスト・ファーザー イエローリボン賞」の学術・文化部門を受賞し、3日に都内で行われた授賞式に出席した。
選考理由は「講談の魅力を世に広め、育ててくれた師匠への恩を片時も忘れず弟子の指導にあたり、早逝した父への想いや妻や子に成長させてもらっているという感動を大切にする『恩送り』のベスト・ファーザーです」という内容だった。
神田は授賞式後、早逝した父親の年齢を明日で超えることについて「こんな幸せなことがあるんだ」としみじみ語り、感慨深い表情を見せた。
「父が生きた年を自分が超えるなんて、考えたこともなかった。家族に支えられてここまで来られた」と神田は父への感謝と家族への愛情を改めて口にした。
講談界の枠を超えて幅広い人気を集める神田は、今後の活動についても「これからも恩返しの気持ちで一つ一つ頑張りたい」と意気込みを語り、会場の拍手を浴びた。