
5日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は反落し、指標の米国産標準油種(WTI)の6月渡しが前日比4・15ドル安の1バレル=102・27ドルで取引を終えた。
ヘグセス米国防長官がイランとの停戦は維持されているとの認識を示す発言をしたことで、市場では供給不安が和らぎ、売り注文が優勢となった。
トランプ米政権が開始したホルムズ海峡での船舶誘導措置により、商船2隻が海峡を通過したと伝わったことも材料視された。
前日上昇した反動で、利益確定や持ち高調整の売りも相場を押し下げる要因となった。
一方、アラブ首長国連邦(UAE)がイランによる攻撃を受けたと主張するなど、情勢は依然として不安定だ。ホルムズ海峡では多数の船舶が通過待ちの状態にあるとされ、通航を巡る不透明感は完全には払拭されていない。