業界3位へ躍進、無人ジム運営FiT社長の加藤恵多さん(26)生活圏で気軽に楽しく運動

1 minutes reading View : 5
アバター画像
Mika Nakamura
経済 - 09 6月 2026

「気軽に運動して、無理なく楽しく続けてもらってほしい」。24時間営業の無人型フィットネスジム「ライフフィット」を運営するFiT(京都市)の社長、加藤恵多(けいた)さん(26)は学生時代に起業し、数年で店舗数業界3位へと躍進させた。高性能マシンの導入、アプリ活用による効率化によって「低価格高品質」を実現する。同時に東京メトロ(台東区)と資本業務提携するなど、東京都内での事業強化を進めており、都内300店舗を目標に掲げる。

全国約390店舗で、24時間営業のフィットネスジムブランドとしては店舗数業界3位のライフフィットは入会登録、入館から退館まですべてアプリで完結できるというシンプルな仕組みが強みだ。全国店舗で回数制限なく利用できるので出勤前や出張や旅行先での利用など、自分の生活に合わせ運動ができる。

トレーニング器具は上級者でも満足のいく設備を充実させる。五輪選手村にも採用されたメーカーのマシンを導入するほか、重量級ダンベルなど本格的な機器がそろう。動画でマシンの使い方も確認でき、初心者でも挑戦しやすい環境を整えている。

「再生医療の研究をしたい」と京都大医学部へ入学した加藤さん。研究を進める中、治療だけではなく「病気になる前の健康的な習慣作りが大事なんじゃないか」とフィットネスの重要性に着目した。体育会ラグビー部に所属していたことから、トレーニングも身近だった。

新型コロナウイルス禍で「学校に行けなくなって時間ができた」と令和2年、3年生の時に同社を創業。バイク購入のための貯金50万円を元手に翌年パーソナルトレーニングのジム、4年にライフフィット1号店を出店した。

「多くの方にフィットネスを始めて健康になってもらうには敷居を下げないといけない」とアプリ完結型の仕組みを構築し、効率化により低価格運営を実現。創業時から一貫するのは「引き算的に事業をやること」と、選択と集中を意識して経営。「しっかり運動できることを追求し、エリアで一番安くて品質が高いところは今も変わらない」

東京都内では7年に初出店しており、来月までに約50店に増やす予定だ。将来的には人口4万人に1店舗の割合を目指し、都内300店規模まで広げていきたいという。

その中で葛西駅店(東京都江戸川区)、東陽町店(同江東区)などでフランチャイズ契約を結んでいる東京メトロと4月に資本業務提携を発表した。「地の利のある企業とやらせていただくのが大事」と、さらに一歩踏み込んだ関係となった。

出勤前の早朝短時間、高校生や高齢者の利用なども多く、住宅街への出店も意識する中で、この提携によって東京メトロ沿線の居住エリアを中心に、来年度末までに20店舗、さらに数年後までは50店舗規模を展開していく。

「フィットネスを生活習慣の中で当たり前のように取り入れて、楽しいことだと思ってもらえるのが大事」と加藤さん。「ニッチなサービスや特別なオプションを作ると限られた人のサービスになってしまう。とにかく王道を突き詰め、満足度を高めていく」と、低価格だが高品質にこだわる。また、マシンのメンテナンスや店内の清潔感なども大切にし、「安かろう悪かろう」にならないように気を配る。

今後、店舗数や会員数が増えれば、「ジムに行くだけで健康のサービスや疾病予測、サプリメントなども提供できるようにしたい」と、健康の総合プラットフォームを目指したい考えだ。ただ現時点では「運動していただく場所の提供」を重視。年内にも全都道府県への出店を果たし、500店舗を目指す。ゆくゆくは3000店舗体制を構想する。

忙しい現代において「運動はリフレッシュにもなるし、生産性向上につながる」と加藤さん。仕事や生活の効率化が進み時間が生まれれば、人は「心身の健康を大事にする。運動して健康に気を使うことがこれからの社会で大事になる」と指摘する。「今までのフィットネスのあり方や健康の文化を変えられるような存在になりたい」。生活圏で無理なく運動ができるサービスをさらに鍛えていく。(鈴木美帆)

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、産経新聞の記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
Share Copied