
日本時間の6月12日に開幕する「FIFAワールドカップ2026」を前に、ユニークな投稿で知られるシャープ公式Xアカウントが、DAZNを自社製テレビで視聴する際の操作や注意点をまとめた文書を公開した。同社は「6月11日から問い合わせ増加が予想される」と説明している。しかし3月の「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)とは異なり、今大会は地上波放送も予定されている。なぜ有料のDAZNがこれほど注目を集めるのか。
今回のワールドカップでは、NHKの地上波が34試合、日本テレビが15試合、フジテレビが10試合を放送する。一部重複はあるものの、視聴者は合計59試合(予定)を無料で楽しめる。
さらにNHKの「BSプレミアム4K」(BS4K)では、全104試合を4K解像度で放送する計画だ。全試合を視聴できるのは、DAZNとBS4Kのみとなっている。
ただしBS4Kでライブ放送されるのは34試合のみで、残りは録画放送となる。この枠に含まれない試合をライブで観戦したい場合、DAZNが唯一の選択肢だ。またBS4Kを既に視聴している人を除けば、新たにBSアンテナや受信機、4Kテレビ、NHKの衛星放送契約を準備する必要があり、導入のハードルは意外に高い。
一方DAZNは、ネット回線とPCなどの端末があれば、アプリをインストールして契約するだけで利用可能だ。日本戦以外の多くの試合を見たい人やライブ観戦を重視する人にとって、衛星放送よりもはるかに手軽で低コストな選択肢となっている。
DAZN側が期間限定の割引を開始した点も大きい。同社は5月30日から通常4200円の「DAZN Standard」を半額以下の1980円(税込)で提供する「FIFAワールドカップ応援放題キャンペーン」を展開している。DAZN Standardなら、W杯全104試合のライブ配信に加え、配信中の全スポーツが見放題となる。
ただし、サッカーのみを視聴できる「DAZN Soccer」プランには注意が必要だ。初回プロモーション価格として最初の3カ月間は月額980円で利用できるが、年間契約が前提で12カ月経過しないと解約できない。4カ月目からは月額2600円となり、1年後に解約した場合でも総額2万6340円かかる。
プロ野球専用プラン「DAZN Baseball」に加入している人向けには、特別アドオン(追加オプション)も用意された。1500円(税込)の追加購入で、プロ野球に加えFIFAワールドカップや国際親善試合などの関連コンテンツをシームレスに視聴できるという。