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国連は17日、グテレス事務総長が安全保障理事会に提出した「子どもと武力紛争」に関する年次報告書を公表した。2025年に世界の紛争地で殺害が確認された子どもは前年比34%増の6266人に上り、パレスチナ自治区ガザが2668人で最多となった。
ガザではこの他に4588人の殺害報告を受けて検証中で、実際の犠牲者はさらに多いとみられる。報告書は大半がイスラエル軍による人口密集地域での爆撃が原因だと指摘している。
内戦が続くスーダンやミャンマー、アサド政権崩壊後に混乱が続いたシリア、政府軍と反政府勢力が争うコンゴ(旧ザイール)などでも多くの子どもが犠牲になった。
紛争地で負傷が確認された子どもは7958人に上り、このうちガザが2223人、東エルサレムとヨルダン川西岸が698人だった。
報告書は2024年から引き続きイスラエルを子どもの人権を侵害した国や組織の指定一覧に掲載した。ウクライナ侵攻を続けるロシアも2023年以降、指定されている。(共同)