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29日のニューヨーク外国為替市場で円相場が対ドルで下落し、一時1ドル=162円近辺を付けた。これは1986年12月以来、約39年半ぶりの円安ドル高水準だ。円安は食品やエネルギーの輸入価格上昇を通じて家計負担をさらに増やす懸念があり、市場では政府・日銀の為替介入への警戒感が高まっている。
午前10時現在、円は前週末比18銭円安ドル高の1ドル=161円89~99銭で取引された。ユーロは1ユーロ=1.1405~15ドル、184円75~85銭だった。
前週に発表された米経済指標を受けて、米国の高金利が長期化するとの見方が根強く、日米の金利差を意識した円売りドル買いが優勢となった。
円相場は下落基調が続いてきた。日米の金利差がなかなか縮まらないとの観測に加え、高市政権の積極財政に対する財政悪化懸念も円安の構造的要因となっている。
この記事は共同通信社から配信された。