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経済産業省が30日発表した石油統計速報によると、5月のロシア産原油輸入は76万1551バレルに達し、その大半がサハリン2産の「サハリン・ブレンド」だった。これはホルムズ海峡封鎖後初の輸入で、中東産原油の調達難を背景に対ロシア制裁の例外として認められた。
ロシア産原油を運んだタンカー「ボイジャー」は、愛媛県今治市の太陽石油施設と千葉県の富士石油施設で荷揚げを行った。出光興産と太陽石油はそれぞれ「経済産業省からロシア産原油受け入れの要請があった」と説明している。
ウクライナ侵攻後、ロシア産エネルギーは日米欧の制裁対象となっているが、サハリン2は三井物産と三菱商事が権益を保有し、日本はLNG調達を継続している。
資源エネルギー庁は、天然ガスに随伴して産出される原油の輸入も不可欠と位置づけ、昨年6月にも約60万バレルが輸入されていた。
(西山諒)