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米連邦最高裁は30日、トランスジェンダー選手の女子競技参加を禁じた州法を容認する判断を示した。この判断は、出生時の性別と自認する性別が異なる選手の参加は「不公平」だと主張するトランプ政権に追い風となるものだ。
西部アイダホ州や南部ウェストバージニア州は、公立学校の女子競技にトランスジェンダー選手が参加することを禁じる州法を制定している。これらの法律は、生物学的な性別に基づく公平性を理由に、トランス女性の参加を禁止するものだ。
これに対し、学生らは性別に基づく差別で憲法違反だとして提訴。下級審は法の下の平等を定めた憲法に違反すると指摘していたが、最高裁はこれを覆す形で州法の施行を認めた。
リベラル派からは、この判断が性的少数者の権利擁護の後退につながるとの批判が強まっている。公民権団体などは、差別を助長するものだと強く反発している。
今回の判断は、他の州でも同様の法律を推進する動きを後押しする可能性がある。一方で、連邦レベルでの法的な争いは続いており、今後の最高裁の本格的な判断が注目される。