中国産「NTE」が問いかける:日本がアニメ調オープンワールドを作らなくてもいい理由

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Kenji Watanabe
IT - 10 May 2026

最近、SNSで「日本のゲーム業界はなぜアニメ調のオープンワールドゲームを作らないのか」という議論が盛り上がっている。きっかけは4月29日に中国・Hotta Studioがリリースしたソーシャルゲーム「NTE: Neverness to Everness」だ。

同作は緻密に作り込まれた日本風の都市を舞台に、アニメ調のキャラクターが活躍する。プレイした多くの人がそのクオリティに驚き、同時に「国産のアニメ調オープンワールドゲームはなぜないのか」という疑問がSNS上で飛び交った。

筆者がNTEをプレイして感じたのは、基本無料&課金ガチャ方式のソシャゲとアニメ調オープンワールドの相性の良さだ。課金でキャラクターを入手する仕組み上、キャラには強い魅力が求められる。アニメ調は容姿や言動の個性的な表現、セクシー表現にも長けており、その条件にぴったり合う。

さらに、長期的に遊んでもらいたいソーシャルゲームでは、最初にしっかりした舞台を用意すれば、アップデートで後からいくらでもストーリーを追加できる。作り込まれたオープンワールドは、こうした設計思想とも相性が良いと筆者は考えた。

一方、日本の大手ゲーム会社はJRPGに代表される買い切り型が得意だ。作品内で物語を完結させる必要がある買い切り型では、キャラや世界観がストーリーと密接に結びつくため、必ずしもアニメ調が選ばれるわけではない。

SNS上では「欧米市場ではアニメ調の需要が高くない」という意見も見られた。こうした事情を踏まえると、国産ゲームがあえてアニメ調を採用する必然性は低いのかもしれない。

ソシャゲ分野でも、日本には「ウマ娘 プリティーダービー」など、同じアニメ調でも別ジャンルで成功した例がある。NTEのような大作に正面から挑む必要はなく、物量で圧倒する中国ゲームとは別の部分で勝負している、と筆者は考える。

なにより、筆者はNTEをプレイして「スゴイ」とは思ったものの、実はあまり「面白い」とは感じなかった。多彩なミニゲームなど詰め込まれた要素はボリューム満点だが、独自性に欠け、既視感のあるものばかりで新鮮味や満足感は乏しかった。

日本風アニメ調のオープンワールド大作が中国から登場したことには歯がゆさがある。しかし日本のゲームには独自の良さがある。互いに切磋琢磨しながら多様なジャンルを楽しませてほしい。……とはいえ、国産のアニメ調オープンワールドが出たら、絶対に遊ぶだろう。

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、ITmedia NEWSの記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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